こんにちは。
社会福祉士の加藤です。
このブログでは、福祉にまつわる様々なことをとりあげて、
記事にしていきます。
福祉に関するお悩みはございませんか?
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目次
介護福祉士を取る方法は大きく変わった!?
「社会福祉士及び介護福祉士法」が改正され、介護福祉士の資格取得法は大きく変わりました。
以前は2年以上の養成施設を卒業すれば国家試験を受験する必要がなかったり、3年以上の実務経験さえあれば国家試験に合格をするだけで資格が取得できました。
現在は、原則として全ての受験者が養成課程を修了するか、450時間の実務者研修を経て国家試験に合格する必要があります。
福祉系の学校で介護福祉士を取得する方法
福祉系高校や短期大学など養成施設において、2年以上の課程を履修すると国家試験を受験することができます。
・高校卒業後、2年以上の介護福祉士養成施設で1850時間以上の課程を履修する。
・福祉系高校で1855時間以上の課程を履修する。
・福祉系大学や社会福祉士養成施設で社会福祉士養成課程を終了後、1年以上の介護福祉士養成施設で1220時間以上を履修し、社会福祉士養成課程と合わせて、1850時間の課程を修了する。
・大学、短期大学や保育士養成施設で、保育士課程を終了後、1年以上の保育士養成施設で1220時間以上を履修し、保育士養成課程と合わせて、1850時間の課程を修了する。
実務経験と実務者研修で介護福祉士を取得する方法
3年以上の実務経験を重ね、450時間の実務者研修を受講すると介護福祉士の国家試験が受講できます。
実務経験と実務者研修の順番は問われません。
通信制スクールもあるため、研修を受講しながら介護職として働き、実務経験が3年になった際に国家試験を受講することが出来ます。
通信課程では、全日制よりも履修期間が長くなる傾向にあります。
国家試験対策を考えた際には、早めの受講をしておいた方が良いでしょう。
また、以前より介護職員の養成研修として存在していたホームヘルパー養成研修は、2013年より介護職員初任者研修に一本化されました。
研修時間は130時間で、従来のホームヘルパー1級や2級課程修了者は、介護職員初任者研修の修了者とみなされます。
初任者研修修了者は、実務研修の一部が免除されます。
ホームヘルパー2級の場合は、320時間の受講が必要。
ホームヘルパー1級の場合は、95時間の受講が必要。
介護職員基礎研修の修了者は、50時間の受講が必要。
介護福祉士国家試験の経過措置って何?
養成施設の場合
養成施設卒業者への受験義務化は、2022年度からとされています。
2017年~2021年の卒業生は、受験は任意であるとされており、未受験や不合格であった場合も介護福祉士となることが可能です。
しかし、経過措置の期間である5年間で国家試験に合格するか、連続して介護の実務に従事すれば資格を保持することができます。
福祉系高校の場合
2008年~2011年までに課程を修了して卒業した場合は、国家試験の受験資格が与えられます。
2009年以降に入学し、教育内容の充実が困難が学校である場合は、2009年~2013年、2016年~2018年の入学者は、卒業後に9か月以上の実務経験を経ると国家試験の受験資格が得られます。
急なカリキュラム変更に対応が困難な高校への救済措置ですが、卒業見込みでは、国家試験を受験できなくなるため、上記の場合に卒業生は資格取得が最短で1年後となります。
実務経験者の場合
2016年からは、実務経験に加えて、実務者研修の受講が義務付けられています。
すでに受験に向けて実務経験を積んでいる方は、受験までに実務者研修の終了が必要不可欠となっています。
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