高齢者福祉

介護保険って何!?

こんにちは。

社会福祉士の加藤です。

このブログでは、福祉にまつわる様々なことをとりあげて、

記事にしていきます。

「福祉っていったいどんなもの?」

「サービスが複雑でよくわからない」

そんなお悩みはございませんか?

 

この記事では、社会福祉士・介護福祉士の国家試験対策となるポイントを踏まえつつ

福祉関係者でない方にも

「これってそうだったんだ!」

とご納得頂ける情報を提供します。

今日は【介護保険について】

あなたは、このテーマについてどのようなイメージをお持ちでしょうか。




 

介護保険ってなに!?

 

【もくじ】

・介護保険が出来た背景

・介護が必要になる原因は?

・介護の目的って何だろう?

・介護保険の【保険】の意味とは?

・終わりに

 

介護保険が出来た背景

「介護保険」は、介護を社会全体で支えあうために、平成12年(2000年)から始まった社会保険です。

介護保険が必要となった理由として、少子高齢化があります。

介護を必要とする人が増えた反面、核家族化が進み、高齢者世帯も増加したことから、家族だけで介護を行うことが難しくなったことが背景にあります。

【社会全体で介護を行う】ことが介護保険の目的となります。

 

 

POINT

介護保険は社会保険の一つです。

社会保障制度として日本の公的保険は

「医療保険」「介護保険」「年金保険」

「雇用保険」「労災保険」の5つがあります。

介護保険が出来るまでは、訪問介護や介護施設などの事業所は、市区町村の老人福祉サービスで賄われており、利用者さんにサービスが必要かどうかは行政が判断していました。

この行政判断による制度は「措置制度」と呼ばれています。

介護保険が出来た後は、利用者さんやご家族が、福祉事業所と契約を結ぶ「契約制度」に変わりました。

 

 

介護が必要になる原因は?

日本人の平均寿命が延びるに当たって、介護を必要とする高齢者が増加しました。

健康な状態で日常生活を送ることが出来る期間のことを「健康寿命」と呼びます。

男性では9年、女性では12年も健康寿命が平均寿命より短いとされています。

 

日本人の死亡原因の1位は「悪性新生物(がん)」であり、時点に心筋梗塞、心疾患、肺炎などが続きます。

介護原因の1位は、「脳血管疾患」。次は認知症、高齢による衰弱と続きます。

これらの要因はすぐに死亡に繋がる要因とはなりにくいため、日常生活を送るには介護が必要となります。

 

介護の目的って何だろう?

医療では、病気やケガの治療と回復を求めます。

介護では、その人らしい生活を続け、自立できるように援助をすることが目的とされています。

自立援助とは、今までの生活習慣を変えずに、生活を維持する手伝いを行うことを指します。

大切なのは、「出来ることは自分で行い、出来なくなることを介護者が補うこと」です。

 

 

高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らすためには、介護はもとより医療的ケアが重要となります。

介護保険には「訪問看護サービス」が適用範囲内とされているように、介護と看護の連携はとても重要であるとされています。

市区町村の地域支援事業では、在宅医療と介護・看護連携の推進を掲げた「地域包括ケアシステム」が行われるなど、多種にわたる事業者の連携が求められています。

 

介護保険の【保険】の意味とは?

保険とは、みんなでお金を出し合い、そのお金を管理運用しながら、万が一の出来事が生じた際には、その財源から保障をするシステムを言います。

介護保険は強制加入のシステムとなっており、国民全体で高齢者を支える仕組みになっています。

介護保険料を徴収して給付を行うのは市区町村であり、【保険者】と呼ばれます。

保険料を支払い、保険に加入した国民は【被保険者】となります。

介護保険料を支払う人は40歳以上の国民です。

被保険者は、介護が必要な状態になった際に、介護保険を使いサービスを受けることが出来ます。

65歳以上の第1号被保険者は、個人で加入します。

40~65歳までの第2号被保険者は世帯ごとの加入となるため、健康保険料に合算して納付を行います。

POINT

第1号被保険者:65歳以上で市区町村に住所がある人

第2号被保険者:40~65歳で市区町村に住所があり、医療保険に加入している人

保険者:市区町村

介護保険に加入できない人

・40~65歳で医療保険に加入していない人。

・介護保険適用除外施設(指定障害者支援施設や救護施設など)に入所している人

・日本に在留資格を持たない外国人

生活保護を受けている場合

生活保護を受給している方も介護保険料は免除となりません。

40歳以上であれば被保険者となるため、「生活扶助」の介護保険料加算分より支払う必要があります。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

介護の問題は日本で大きな課題となっています。

介護サービスを受ける人は、疾病や生活環境も様々です。

本ブログでは、今後も介護サービスにまつわる記事を取り上げていく予定です。

お読み頂いたあなたの「わからない」が少しでも解消されれば幸いです。