権利擁護と成年後見制度

権利擁護や成年後見制度に関わる機関の役割

こんにちは。

社会福祉士の加藤です。

このブログでは、福祉にまつわる様々なことをとりあげて、

記事にしていきます。

福祉にまつわるお悩みはございませんか?

 

はとぽっぽ博士

福祉ってどんなものか知っているかな

ササミレッド

サービスが複雑で、よくわからない方も大丈夫!

 

この記事では、社会福祉士・介護福祉士の国家試験対策となるポイントを踏まえつつ

福祉関係者でない方にもご納得頂ける情報を提供します。

オーナー

今日は【権利擁護に関わる機関の役割】について

あなたは、このテーマについてどのようなイメージをお持ちでしょうか。

家庭裁判所は何をするの?

はとぽっぽ博士

家庭裁判所は言葉の通り、親族とのトラブル、離婚、犯罪少年への更生などを行う機関だよ

家庭裁判所は、裁判所法に定められている下級裁判所です。

はとぽっぽ博士が言ったように、夫婦間や親族間での家事審判や、離婚の訴えや子の認知を取り扱う人事訴訟、犯罪を犯した少年に対する矯正や保護処分を行います。

法定後見人の開始審判は、家庭裁判所に対する請求によって行われます。
「成年後見制度ってどんなもの?」

家庭裁判所は、請求権者からの請求がなければ、法定後見の開始審判を行うことはできません。

家庭裁判所は、基本的に本人の支払い能力を基準に成年後見人などの報酬を決めるため、弁護士などの専門職を成年後見人に選んだとしても、必要以上に財産に負担が生じることはありません。

申立人や、本人に資産が無い場合でも、申立費用や成年後見人などの報酬支払を助ける制度として、成年後見制度利用支援事業や、民事法律扶助制度、公益信託成年後見助成基金などがあります。

成年後見人の選任審判は、家庭裁判所が職権で適任者を選びます。

信頼できる親族や司法書士、弁護士、社会福祉士などの第三者に候補者になってもらい、審判が開始されます。

絶対に申立人が成年後見人の候補者を確保する必要はありません。

身寄りがないなどの理由で申立をする人が居ない認知症高齢者や知的障がい者、精神障がい者は、市町村長が法定後見の開始審判を行います。

市町村長からの申立件数は全体の13%ほどとなっています。

 

法務局は何をするの?

ササミレッド

法務局は、国籍、戸籍、登記といった法律に基づいた申請業務などを行うところだ!

法務局の任務は、法務省設置法に定められています。

国籍・戸籍・登記・供託・公証・司法書士・土地家屋調査士・人権擁護・訟務などに関わる事務を行います。

後見開始の審判が確定し効力が生じた際に、裁判所書記官は登記所に後見登記などに関する法律に定める登記を嘱託しなければなりません。

全国の法務局・地方法務局で、登記された事項の証明書を電子システムを使い発行することが可能です。

弁護士は何をするの?

テバサキブルー

弁護士は法律に関する専門家だ!

刑事事件、民事事件の弁護や、あらゆる法律相談を請け負っているぞ

弁護士の介護保険法に関連する業務は、

介護サービス契約書の作成、債務不履行などの損害賠償請求、要介護認定や保険料に関する審査請求と介護保険審査会の委員就任、

日常生活自立支援事業の契約締結審査会や、運営適正化委員会への関与などがあります。
「日常生活自立支援事業って何?」

介護事故に対する損害賠償請求や高齢者虐待、成年後見制度の利用による介護サービス契約や財産管理、介護老人福祉施設などを運営する社会福祉法人の理事や幹事、苦情解決の第三者委員就任なども業務の一環です。

司法書士は何をするの?

モモニクピンク

司法書士は、法人や不動産の登記や供託の代理、裁判所や検察庁、法務局に提出する書類を作成する人よ!

司法書士は成年後見制度にて、家庭裁判所に提出する書類の作成事務や、裁判手続きの支援、成年後見人として法定代理人になるといった業務を行います。

司法書士の成年後見事務は、「公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート」を通して提供されます。

リーガルサポートは東京に本部があり、全国でおよそ8300人の司法書士が会員となっています。

 

公証人はなにをするの?

オーナー

公証人は、債務弁済や、賃貸借、離婚給付といった公正証書を作成する公務員だよ

公証人は、法務大臣によって任命され、任意後見契約や遺言などの公正証書を作成します。

また、会社設立の定款など私文書に認証を与えるなどの職務を行います。

日本公証人連合会は、任意後見契約制度乱用防止を行うために財産管理契約の締結に関して、受任者の任意監督人選任請求が遅れないように請求義務を明記する必要性や、「見守り契約」を契約条項に加えることの対策や考慮事項をあげています。

 

お医者さんは何をするの?

はとぽっぽ博士

医師は成年後見制度を利用する方の鑑定や診断を行うよ。

障害程度区分の資料にも医師の意見書が必要だね

成年後見制度を利用する際に、診断は本人や家族が医師に依頼して行われます。

鑑定は、裁判所の決定によって行われるため、裁判所が鑑定人を指定します。

本人の精神状態について診断する必要があるため、医学上の専門知識をもつと裁判所が認定した医師が鑑定に選任される場合が多くなっています。

診断と鑑定にあたって医師には、本人の「精神上の障がい」と「事理弁識能力」の状態説明や、今後の進行性などの判断が求められます。

社会福祉士は何をするの?

ササミレッド

社会福祉士は地域と本人をつなぎ、いつまでも自分らしく生活できるように支えていくことが仕事だ!

社会福祉士は、権利擁護相談において福祉に関する相談援助、連絡調整の専門職としての役割を担います。

地域包括支援センターの権利擁護業務は、認知症などの高齢者の権利擁護のための事業を行っています。

成年後見制度の活用促進や、高齢者虐待への対応を行う専門職として社会福祉士が業務にあたります。

「権利擁護センターぱあとなあ」という組織が社会福祉士の成年後見制度の受任や、研修を行っています。

社会福祉士の成年後見活動の比率は認知症高齢者が50%、知的障がい者が30%、精神障がい者が20%となっています。

社会福祉士国家試験受験者へ

はとぽっぽ博士

試験勉強は捗っているかな!?

ササミレッド

思うように勉強が進まなくて、困っていないか!?

テバサキブルー

思うように結果が出ないのは、勉強の仕方に問題があるのかもしれないな!

はとぽっぽ博士

試験に合格できる人と合格できない人の違いは、
合格者が無意識にやっている勉強法を
知っているかどうか

モモニクピンク

きっとあなたにも合格できる力が備わっているはずよ!