障がい者福祉

肢体不自由ってどんな障害?

こんにちは。

社会福祉士の加藤です。

このブログでは、福祉にまつわる様々なことをとりあげて、

記事にしていきます。

「福祉っていったいどんなもの?」

「サービスが複雑でよくわからない」

そんなお悩みはございませんか?

 

この記事では、社会福祉士・介護福祉士の国家試験対策となるポイントを踏まえつつ

福祉関係者でない方にも

「これってそうだったんだ!」

とご納得頂ける情報を提供します。

今日は【肢体不自由について】

あなたは、このテーマについてどのようなイメージをお持ちでしょうか。

肢体不自由とは

肢体不自由とは、手や足、身体の胴体部分に障がいがあることを言います。

先天性の場合、原因は交通事故やスポーツ事故などによる手足の損傷、腰や首、脳血管などへの損傷、関節などの変形によって生じます。

後天性の場合、半身麻痺、脳性麻痺、関節リウマチなどにより、歩行、立位、物の持ち運びなどに支障があります。

多くの方は、杖や装具、車いすを使用していあます。

障害の程度に個人差があり、いくつかの障害が合併している場合もあります。

全身性障害について

肢体不自由の中でも、脳性麻痺、脊椎損傷、頚椎損傷、二分脊椎、筋ジストロフィーなど全身に障害が及ぶものを全身性障がいといいます。

立位や座位などの基本姿勢の保持が困難となる方が多く、ほとんどの方が車いすを利用しています。

手動車いす、ジョイスティック型電動車いす、ハンドル式車いすなど、障がいの特性および生活状況に応じたものを使用されています。

また、脳性麻痺の方は、自分の意志に反して手足、顔が動く特徴があり、言語障害がある場合もあるため、意思の伝達が困難なことがあります。

全身性障がい者の多くは、社会生活を送るうえで、様々な不便があるため、介助、移動、住まいの確保、就労や教育の面で支援が必要となります。

全身性障害の支援のポイント

・店舗での買い物は、高いところにあるものに手が届かなかったり、通路がふさがれて通れないことがあります。車いす使用者が通れる通路の確保や、車いす使用者が商品を選んで取ることが出来るような配慮が望ましいです。

・基本的に介助をする場合はご本人の依頼を受けてからとしましょう。

介護者が同席していても、意思を確認することが大切です。最後まで、お話を伺わずに支援を行うと、トラブルの要因になる可能性があります。

・車いす使用者に話しかける場合は、立ったままではなく、少し腰をかがめて同じ目線で話をするようにしましょう。

関節リウマチについて

関節リウマチとは、ウィルスや細菌から身を守るはずの免疫機能が、間違って自分自身を攻撃してしまうことで生じる病気です。

関節リウマチになると、体の多くの関節に炎症が起こり、腫れや痛みを伴うため、進行すると関節の変形と機能障害を起こします。

日常生活にも不便なことが多く、皮膚、内臓、血管にも炎症が出る場合があります。

一日のサイクルの中でも症状に違いがあり、周囲から理解が得られにくいため、症状を悪化させてしまう方もいます。

日本ではおよそ70万人の患者がいるとされています。

発病は30~40歳の女性が最も多い病気ですが、若年性リウマチは子供に発症する病気です。

原因が不明で治療法も確立されていないため、将来への不安もあり、長期療養を要します。

 

関節リウマチの支援のポイント

身体中の色々な関節に痛みや変形があるため、健常者には簡単にできることも時間がかかってしまいます。

・身体に触られるだけでも痛みを感じる症状の方がいます。痛みに耐えながら生活していることを理解することが大切です。

・店舗での買い物では、身体の変形でほしいものが手に届かなかったり、金銭の受け渡しがしにくいなどで困ってしまうことがあります。気が付いたら声を掛けて支援を行いましょう。

おわりに

肢体不自由の方は、食事や着替え、物の持ち運びや、字を書くことなど、様々な日常の面で不便があります。

話すために使う筋肉の調整が難しいために、コミュニケーションにサポートが必要な場合や、筋肉を正常に動かすことができない「不随意運動」が伴うなど、症状は人によってさまざまです。

中途障がいの方や、進行性の病気を患っている方は、精神的な負担も大きくなります。

障がい特性を正しく理解し、障がいを持つ方が不便に感じることをサポートできるようにしていきましょう。